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備える。かわさき 風水害05内水氾濫への備え

1、内水氾濫とは

「内水氾濫」とは、下水道等の排水施設の能力を超えた雨が降った時や、雨水の排水先の河川の水位が高くなった時等に、雨水が排水できなくなり浸水する現象です。
下水道や水路等から雨水があふれだし、浸水被害が発生します。

2、日ごろからの備え

台風等の影響による風水害は、ある程度台風の進路や規模等から災害発生の可能性を事前に予測することができますが、積乱雲がもたらす集中豪雨等は、短時間で局所的に発生することから、発生する場所や時刻を予測することが困難です。そのため、いざという時に適切な行動をとり、自分の大切な家族の命や生活を守るため、日ごろからの備えが重要です。

1避難方法の確認
ハザードマップをあらかじめ確認し、自分のお住まいの地域等の浸水の危険性や、いざという時にとるべき避難行動について考えておきましょう。
内水氾濫は、浸水が発生しても建物の上階に避難すれば安全を確保することができます。20センチ程度の水深でも水の流れによっては歩行が困難となりますので、無理して屋外へ移動せず、屋内のなるべく高い場所等へ垂直避難をしましょう。
※ 突発的な集中豪雨などは事前の予測が困難であるため、公共の避難所は開設されていない可能性が高いです。
2防災情報の確認
災害時にはテレビ・ラジオ・ホームページ、防災メール、かわさき防災アプリ等により、自ら防災情報を入手する心がけが必要です。事前に「メールニュースかわさき」へ登録しておきましょう。
3土のう等で浸水対策
浸水深が浅いときは、家庭にあるものを使って、家屋への浸水を軽減することができます。土のうを設置することで、家屋への浸水を防ぐことができます。土のうは各区役所道路公園センターで配布しています。
プランターや水を入れたポリタンクを並べレジャーシートで包むことで、家屋への浸水を防ぐことができます。
4側溝や雨水ますの取水口の確認
側溝や雨水ますから雨水を集めています。ごみや落ち葉等が詰まると水が流れにくくなりますので、お近くの側溝や雨水ますの清掃にご協力をお願いします。
また、プランターや乗り上げ部等で雨水ますをふさいでしまうと、道路上に水があふれてしまうため、物を置かないいようにしましょう。
5意外なところから浸水が発生します
お風呂や洗濯機、トイレ等の排水口から逆流した水があふれる場合があります。水のうで栓をすることで防ぐことができます。
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